誕生日プロデューサーのつぶやき

誕生日プロデューサーが誕生日についていろいろとつぶやきます。

誕生日が嫌い(バースデーブルー)にならないためにも

f:id:tjbpdc:20170502131956j:plain

誕生日は祝うもの。誕生日を嫌いな人なんていない。誕生日はいかに派手に祝ってもらうか。誕生日はいかに多くの人に祝ってもらうか。そういった価値観の人は多いのかも?しれません。

でも世の中には誕生日が嫌い。誕生日だからといって、サプライズとかありえない。どうしてそっとしておいてくれないんだ。という人も確かにいます。1年に1回年齢を重ねることを認識しないといけない、といった理由から、自分が嫌いだから、成長してない自分を振り返るのがいやだから、ちょっとしか祝ってもらえないのが嫌だから、など理由は様々です。

日本の場合誕生日を祝うようになったのは結構最近のようです。どうしてか。それは日本独特の文化である数え年という考え方によります。今では数えでいくつ?なんて質問をしてくる人はもうほんと少ないとは思いますが、少し前(といっても戦前くらい?)までは年齢はかぞえ、というのが当たり前のように使われていました。

しかし、昭和24年に年齢のとなえ方に関する法律というものが制定されました(施行は昭和25年1月1日から)。

年齢のとなえ方に関する法律 - Wikipedia

によると、下記のような背景があったそうです。

1.「若返る」ことで日本人の気持ちを明るくさせる効果
2.正確な出生届の促進
3.国際性向上
4.配給における不合理の解消 

 海外だと誕生日には子供が連れ去られないように祈っていたという国もあるのだとか。現在だと祝う、というのが当たり前でしたが、過去には1年間生きてこれたことに対して感謝をする日という位置づけだったのかもしれません。

誕生日が嫌いな人、嫌いなことをバースデーブルーと言うそうです。嫌いなのはいろいろと理由があるのかもしれません。ただ、昔は栄養失調などもあり、1年間無事に生きてこれた、というのは非常にありがたいことだったというのは事実でしょう。

お誕生日は派手に祝うもの、と決めるつけるのではなく、1年間無事生きてこれたことを感謝する日と考えるとまた異なる意味合いが出てくるかもしれませんね。